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2006年5月23日 (火)

玉三郎&鼓童

世田谷パブリックシアターで上演されている「アマテラス」に行ってきました。勝手に「玉三郎さんはアマテラスとアメノウズメの2役」と思い込んでいたのですが、実際はアマテラスだけでした。(だって、天岩戸伝説で「踊る」って言ったらアメノウズメノミコトに決まってますし…。)

しかし、アマテラス1役でも、不満はありませんでした。(かなり長く舞台に出ていたので。)スサノオと、言葉なしで表情と身振りだけで会話を交わす表現力に見入りました。いつも、邦楽で踊っているのを見慣れているせいか、玉三郎さんが言葉のない踊りを踊っているのが新鮮でした。日本舞踊って、詞章の内容を体で表現していく、みたいな感じですよね。「アマテラス」では、言葉がなくても、こんなにいろいろ表現できるんだ…という面白さが味わえました。体が音楽を奏でている、というような。

それから、開いた岩戸を出てきて、鈴を手に舞うときの圧倒的な存在感。アマテラスなんていう役は、昔だったら恐れ多くて演じられなかったのではないでしょうか(?)。西洋人がキリストを演じるような…って言ったら違ってしまいますけれど、アマテラスを演じて、それを周りに納得させる力というのは、並大抵ではありません。

玉三郎さんが出ていなかったら行かなかったと思うのですが、やはり太鼓のパフォーマンスも素晴らしいものでした。ひとくちに打楽器といっても、様々な音色があり、表現力の幅広さを改めて感じました。

玉三郎さんが「徹子の部屋」に出演したとき一緒に出ていた、鼓童の石塚さんは、ニカッと笑うと周りに陽気なオーラが弾けていました。お人柄でしょうかね。

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