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2006年7月17日 (月)

本日はロッシーニの日

3連休の最終日、自分で勝手に「ロッシーニの日」と決めて、見たことのなかった作品を2つ、映像で楽しみました。

まずは『イタリアのトルコ人』。スーザン・ロバーツ主演で、カーン歌劇場にて上演されたもの。どうも台本に無理があるような気がして、あまり楽しめませんでした。歌手も総じて今ひとつでしたし、演出も、違う文化が入り込んでくる面白さや、フィオリッラの強烈な個性を描ききれていない感じです。

しかし、フィオリッラとジェローニオの二重唱は、さすがに良くできていると思いました(そういえば先月、西山恵子&ブルーノ・プラティコのリサイタルで聞いたばかりです)。

バルトリ主演・シャイー盤の全曲CDを、買ったまま聞かずに眠らせているので、近いうちに聞いてみようと思います。

続いて、ロッシーニ協会のビデオ上映会で『シジスモンド』。日本語字幕や対訳の出ていない作品なので、こういった機会でもなければ接することもなかっただろうと思います。

解説を担当された千代田晶弘さんは、今日のために『シジスモンド』の日本語対訳をお作りになったのだそうで(!)、ひたすら頭が下がります。何だか、自分の怠け者っぷりが恥ずかしい。

こちらの作品も台本に無理がありますが、私は『イタリアのトルコ人』より数段楽しめました。出演していた歌手が良かったと思います。名も知らぬソプラノ、テノールの素晴らしいこと!

あらすじを読んで「めちゃくちゃだなぁ」と思っても、登場人物がその場その場で活き活きとしていれば、不思議と感動できるものですね。現代人には、このような台本はもう書けない(書かない)でしょうけれども。

メロディーの転用が多数あって、「素晴らしいメロディーは、素晴らしい歌詞に出会えるまで、何度でも転生するんだろうなぁ…(?)」などと思いました。『イタリアのトルコ人』からも転用されていたみたいです。

貴重な映像を見ることができて、大変嬉しく思いました。これをきっかけに、また別のCDなどで楽しみたいものです。

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