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2006年11月22日 (水)

アーノンクール@東京文化会館

ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

指揮:ニコラウス・アーノンクール

2006年11月22日19時 東京文化会館

●以前にも書きましたが、私は都民劇場音楽サークル下期の会員になっています。《アンナ・ボレーナ》を良い席で観るためであり、その他の公演は、単独であれば買わなかったであろうと思います(しかし勿論、全てそれなりに興味は持っています)。おそらく、《アンナ・ボレーナ》が主眼で会員になった人は少数派で、下期の目玉は本日、アーノンクールの公演だったのでしょう。

●とにかく今日の公演は驚くほど席が良くて、センターブロックのド真ん中、かつ「前方過ぎない前方」という、私としてはベストのポジションでした。視界をさえぎるものは何もなく、真っ直ぐに視線を向けると、ちょうどアーノンクールの譜面台の支柱がある。私の周りに座った人たちも熱心に聴き入っていて、雑音がない。ああ、何てもったいない、この席を私じゃなくて、アーノンクール命な人にあげられたなら…などと思ってしまいました。もう、今期こんな良い席が回ってくることはないでしょう。

●オール・バッハ・プログラム。予習なしで行ったので、知らない曲ばかり…と思ったら、さすがに知っている部分もありました(エールってところですね)。また、「知らない部分は楽しめなかった」ということもなく、ちゃんと楽しめました。音が風になって舞台から流れてくるような気がしました。特に各楽章の出だしに、そういうことを感じました。「天国には、こんな音楽が流れているのではないかしら」と思いました。音が立体的と言うのか、何か、音楽が目に見えるようでした。

●プログラムの前半は、興奮、熱狂というような楽しみ方ではなく、穏やかな、心が和らぐ感じ。で、後半、取り分け《管弦楽組曲第3番》では、もっと浮き立つような気分。《管弦楽組曲第3番》には痛く感動しました。エーリヒ・ヘーバルトのヴァイオリン、良かったですね。

●バッハとかモーツァルトなどを聴いていると、「天気の良い日曜の昼下がり」の気分になる私でございました(曲にもよりますが)。心が洗われるようです。

■私は明日ニューヨークに旅立つので、これから荷造りです。行ってきまーす。

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