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2006年12月25日 (月)

ロッシーニ《マオメット二世》

●先日、ロッシーニ《マオメット二世》のDVDを見ました。2005年フェニーチェ座。これがまあ、字幕が酷い。日本語になっていないのです。私はこの作品を見るのは初めてで、日本語字幕が付いているからこそ購入したのですが、これでは意味がありません。英語字幕で見たほうがよっぽど分かりやすい…というほどの英語力がないのがまた悔しい。結局、日本語字幕で最後まで見てしまいました。

●きっと、英語の字幕から自動翻訳したに違いない!と思ったのですが、ライナーノーツには日本語字幕担当者の名前がクレジットされていました。おそらく、日本語が母国語ではない方なのではないでしょうか(想像ですが)。ネイティヴの日本人であったなら、しないであろう言い回しがたくさん見られました。

●日本語って、あとから習得するのが難しい言語だと思うのですね。

・使用している文字の数が多い、形が複雑

・活用のヴァリエーションが多い

・漢字が読めない→辞書が引けない

・どこからどこまでが1単語か分からない→辞書が引けない

・外来語が多い

もし私が外国人で、日本に興味を持ったとしても、絶対に日本語を勉強する気にはならないでしょう…。(本当に、英語くらいシンプルな言語はありません。私は来年は、本気で英語がんばりますよ!)

●字幕のことは置いておきまして、肝心の中味ですが、マオメット二世役のロレンツォ・レガッツォが素晴らしい。低音のコロラトゥーラ、粒立つ音符。でも、ちょっとストーリー的には損な感じ。えっ、あの出番で終わりだったの?もう出てこないの?本当にタイトルロールなの?!と思ってしまいました。

●最後のアリアを歌ったりして、一番目立っていたアンナ。カルメン・ジャンナッタージョは、技巧的にはわりと良かったのですが、表現力がイマイチ。

●パオロ・エリッソ役のマキシム・ミロノフは、この役としては若く見えすぎですが、まずまずでした。

●音楽的には、マオメット、エリッソ、カルボの三重唱が一番楽しめました。耳に残る音楽ですね。

●ソリストも合唱も、突っ立って歌っているような場面が多く、演出面には不満が残りましたが、こういう作品の演出って難しいのかも、と思いました。

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