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2007年5月30日 (水)

コスタス・パスカリス

●自分でも信じがたいのですが、コスタス・パスカリスの「悪魔め、鬼め」を聞き直していたら、泣いてしまいました。胸をえぐられるよう。これだけ声で演技ができるオペラ歌手は稀少だと思います。

●パスカリスの《リゴレット》ライヴ録音は、1966年11月19日フィレンツェ、指揮はジュリーニ、共演はパヴァロッティとスコット。パヴァロッティが目当てで買って「女心の歌」しか聞いていなかったので、今回改めて全曲聞いてみたのですが、大変に素晴らしい。名盤である。第2幕のマントヴァ公爵のカバレッタがカットされていたり、ちょっとナニな部分もありますが、とにかくパスカリスが最高。パスカリス万歳。

●リゴレットって、第1幕でモンテローネに向かって「娘をさらわれたくらいで云々」とか言っていて、嫌なヤツ、自業自得、などと思ってきたのですが、いやしかし、心の中のマイナスの感情を自分ではどうしても消し去れないことってあるのではないだろうか、特にリゴレットのような、特別なポジションにいる人にとっては…。パスカリスのリゴレットを聞きながら、そう思って、泣いた。みなさんも、機会があったなら、ぜひ聞いてみてください。(注:指揮はジュリーニなので、当然、ちょ~スローテンポです。)

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