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2007年5月24日 (木)

《ロベルト・デヴェリュー》サン・カルロ劇場

オペラ・映像の感想

ドニゼッティ《ロベルト・デヴェリュー》サン・カルロ劇場(ナポリ)

エリザベッタ:レクサンドリーナ・ペンダチャンスカ

デヴェリュー:ジュゼッペ・サッバティーニ

侯爵:ロベルト・セルヴィレ

侯爵夫人:イルディコ・コムロジ

指揮:アラン・ギンガル

演出:アルベルト・ファッシーニ

●ペンダチャンスカが体当たり演技!メイクも仕草も凝ってます。嬉しい~。最初、ちょっとヴィブラートが強くて線が細いかな…と思ったのですが、最後のアリアが素晴らしくて、釘付けになりました。幕切れが秀逸。

●第3幕の夫婦対決、そしてロベルトのアリアが盛り上がってます。何だか、みんな第3幕に一番ちからを注いでるみたい…。

●自分では、あまりオーケストラの出来にはこだわらない方だと思っていたのですが、最近「そうでもないのかも」と感じることが多い…。この映像のオケは私の好みではありませんでした。緩急、強弱に変化が足りない気がします。

●この作品は、いま日本語字幕つきで見られるのはバイエルンの映像だけだと思いますが(グルベローヴァ主演)、これが読み替えというやつで、設定が現代になっているんですね。女王ではなく、女社長なんです。しかしこの作品は、「エリザベス一世を素材にして詩を書いた」というものなので、女王でなかったら意味がないと思うんです。女王が「私の涙は誰にも見せられない」と言えば詩になるけれど、女社長だったら「好きに泣けばいいのに…」って感じがしてしまいます。ファースト・チョイスとしては厳しいですね…。

●ペンダチャンスカのエリザベッタの演技、こういう演技法って、他のオペラではあまり見かけないですね。なりきりエリザベッタ。楽しい。

●カーテンコールの順番は、エリザベッタ役のペンダチャンスカが最後から2番目、ロベルト役のサッバティーニが最後でした。どう見てもエリザベッタが主役なのに…。この作品、なんでタイトルが《ロベルト・デヴェリュー》なんだろう…。

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