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2013年3月 9日 (土)

国立劇場「聞得大君誕生」

国立劇場小劇場の新作組踊を見てきました。
「ちふぃじんたんじょう」と読むそうですが、覚えられなさそう・・・。
玉三郎さんが組踊に初出演、しかも新作とあって、どのような舞台となるのか予想もつきませんでしたが、それはもう素晴らしい出来栄えでした。あまりの美しさに涙が出ました。

言葉は古い琉球の言葉で、現代語訳が字幕(舞台左右設置)に表示されました。あまり聞き取れないのですが、たまに分かる単語が混じっていて、面白かった。異なる文化圏なのだけれど、共通する部分もあり、その混ざり方が面白かった。役者の動きは能の影響を強く受けているものの、音楽は完全に沖縄だった。音楽が始まると、舞台から沖縄の風がブワーっと流れてきて、音楽の持つ力ってすごいものだと思いました。

玉三郎さんは昆劇にも出演されますが、こうして続けて拝見しますと、同じアジアの共通点と、それぞれの違いとが感じられて、不思議な心持ちがいたします。

お姫様が落馬して、助けてくれた若者と相思相愛になる話。
幸せな2人が連れ舞をする場面があるのですが、馬に乗って登場!でも馬は出てこない・・・。エア・ホースですね。観客が頭の中で想像する馬。
この連れ舞が美しい~。美しすぎる。音楽も素晴らしい~。
その後、悲恋となってしまうのですが、ただ悲しいだけではない結末。良く出来た作品でした。

もっと拍手し続けていたかったけれど、カーテンコールは1回だけでした。
こんな素晴らしい舞台が、東京でたった3回だけなんて・・・。拝見できて幸せでした。

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