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2015年6月 8日 (月)

あれこれ

今日は、太田記念美術館と、世田谷美術館に行ってきました。

 

太田記念美術館の企画展は「江戸の悪」というテーマで、必然的に芝居絵が多く、歌舞伎好きとしては興味深い展示でした。

 

『釜淵双級巴』を題材にした浮世絵があり、釜ゆでの五右衛門が描かれていたのですが、釜の中には五右衛門だけでなく倅の五郎市も一緒に入れられたのだそうです(芝居で)。「ふたつどもえ」というのは、五右衛門と五郎市の親子の首が釜の中で2つ並んでいる様子を言ったものだったのですね。

 

でも、親子で釜ゆでの場面は、上演されませんね。

 

処刑と言えば、八百屋お七でも白子屋お熊でも、すごい見物が集まったらしいですけど、人が処刑されるところをそんなに見てみたいものですかねえ?
ヨーロッパでも、公開処刑があると、民衆が興奮して見物していたそうですが、あとで夢見が悪くなりそう。最もスペクタキュラーな見世物だったのでしょうか。ええ~?
親子で釜ゆでの場面、どうでしょう。

 

そう言えば、権八小紫なんて久しく見ていないなあ。(もう上演できないのかも)

 

袴垂保輔がつづらを背負っている絵がありました。五右衛門じゃなくてもつづらを背負うのか・・・、つづらというのは大泥棒の印なのね。泥棒と言えば、唐草模様の風呂敷を持っているイメージでしたが、大泥棒はつづらで!

 

幡随院長兵衛の絵もありました。解説パネルによりますと~~、長兵衛は、もと唐津藩の浪人で、江戸に出て喧嘩で人を殺め、池之端幡随院の住職の助命嘆願によって救われたのだそうな。幡随院って何のことなのかな~とずっと思っていたのですが、命の恩人のことだったんですかねえ。

 

世田谷美術館では、「速水御舟とその周辺」の後期展示を見てきました。こんなに美しいのに人が少なくて、まるで天国のよう。天国の部屋です。私の一番好きな画家は速水御舟なのです。

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