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2017年2月

2017年2月24日 (金)

つぶやき

【今月の警句】
ドローレの名前は一生ドローレ


以前にも書きましたが、清原が麻薬で捕まった時、「こんなに長期間バレないものなのか」と驚いたものでした。
文部科学省の天下り問題も、パッと分からないものなのだろうかと不思議に思う。
再就職先のチェックって、そんなに大変なことなのでしょうか。
他の省庁はどうなのでしょう。ちゃんと調べているのでしょうか?
日本のジャーナリズムの取材力って、どうなっているのでしょうねえ。

省庁の運営は、今後ちょっと厳しいのではないかと思いますね。
毎日毎日、深夜まで働いて、
それほど飛び抜けて給料が良いわけでもないし。
成り手がいないでしょう。
割に合わないと思ったら、みんな離れていきますよ。

金沢の石川県立音楽堂で、マルコ・ミンコフスキ指揮による《セビリアの理髪師》を見てきたのです。仕事がどうなるか分からなかったので行くつもりはなかったのですが、休めることになって。前日に席を押さえて。
見たいという欲望があるうちが花ですからね。
見たい欲望って、年齢とともにだんだん減っていくのだろうか。
それとも、だんだん増えていくのだろうか?

演奏会形式で、大道具(舞台セット)はありませんでした。舞台にはオーケストラが並んでいて、歌手はその前後左右で歌っていました。客席通路を使った歌手の出入りもありました。
男声歌手はみんな燕尾服。ベルタは黒のドレス。ロジーナは黒地に赤い花柄のスカートをはいていましたかね~。
鍵とか髭剃り道具とか、小道具は使っていました。演技は普通にしてましたね。椅子と一本の紐を使って演技する場面とかもありました。指揮のミンコフスキが歌手の演技に絡んでくる場面も少しありました。
開演直前に、出演者の名前がスクリーンに投影されていましたが、本編で映像を使うことはありませんでした。

バルトロを歌ったカルロ・レポーレが素晴らしかったですね~。ロジーナの歌のレッスンの最中に居眠りしてしまう演技なんかも最高でした。
ロジーナ役のセレーナ・マルフィは、歌のレッスンの場面が良かったですね。いい声でした。
アルマヴィーヴァ伯爵のデヴィッド・ポーティロは、メトロポリタン歌劇場でも同役を歌っているそうですが、声楽の技巧面がちょっと弱い印象でした。
フィガロのアンジェイ・フィロンチクは、まだ芸が青い感じ・・・。

ミンコフスキは初めて生で聞いたのですが、アリアの終盤の盛り上げ方とか上手かったんじゃないですかね~。
フォルテ・ピアノが使用されていて、フェデリカ・ビアンキという方が弾きまくっているのが見えたのですが、音が小さくてあんまり聞こえませんでしたね~。
全般的に、歌手の声はすごく綺麗に聞こえたのですが、オケの音は分離が悪い感じがしましたけど、どうなんでしょう・・・。

アルマヴィーヴァ伯爵が、第2幕で「パーチェ・ジョーイア」と歌いながら登場するわけですが、デヴィッド・ポーティロは声を鼻声にする他に、サ行の発音に癖を付けていました。
サ行をわざと変な発音にする、という演技は、初めて見たわけではありませんが、久しぶりだった気がする・・・。
伯爵は、バルトロの家に入り込む時2回とも変装して現れるけれど、「パーチェ・ジョイア」の時は1回目より更に変装をエスカレートさせないとバルトロにバレてしまう。声からバレてしまう可能性も高い。オペラ歌手なのだから、声でもちゃんと変装してほしい。最近、地の声と「パーチェ・ジョイア」との違いがない歌手もいるみたい。(おお・・・)

終盤の伯爵のアリアは無事に演奏されました!(ホッ)

2017年2月18日 (土)

行き暮れて

宿かさぬ灯影(ほかげ)や雪の家つづき  蕪村

久しぶりに土日がお休みとなりました。
休んじゃっていいのかな~?などと、逆に不安になったりして・・・。
仕事ができないオッサンの仕事を押し付けられて、思えば3年間みじめな生活だった・・・。

あれは昨秋のことでございます。
私は東京在住なのですが、国立文楽劇場(大阪)の11月文楽公演を見たくて、チケットを取ってあったのです。仕事も詰まっているし、日帰りで昼夜公演を見るつもりだったのですが、前の晩に思いがけず仕事が早く終わったのです。
これは~~~、今夜のうちに大阪へ行って前泊したほうが楽。
日帰りの強行スケジュールだと、公演中に眠くなったりする可能性が高い。(おお・・・)
私ももう45歳であるし、そのくらいの贅沢は許されるのではないだろうか。
そう思って私は最終より少し前の新幹線に飛び乗った。
ホテルを予約しないまま旅に出る、というのは人生で初めての体験であったかもしれない。
近ごろ大阪のホテルが取りづらいということは承知していたのですが、まあ円安も落ち着いて海外からの旅行者も減っていると聞くし、まだ紅葉の季節でもないし、行けば何とかなるのだろうと高を括っていた。
ところが!
何度も利用したことのあるホテルに行ってみたら、満室だと断られ・・・。
次のホテル、その次のホテルでもお断り。
「ここへ行けば泊れますよ~」と教えてくれるわけでもなく・・・。
私はガラケー使用者なので、スマートに検索→予約もできず・・・。(情弱か!)
どんどん駅から離れていき、ホテル、ホテル、ホテルはどこ。
もう電車も止まっている。
このまま私は野宿することになるのだろうか?
野宿?したことないんじゃない?あったっけ?なかった?
生れて初めての野宿?どこで?
この季節にしては暖かいほうだと言っても、ちょっと厳しいんじゃないだろうか・・・。
眠れるものなのかな。
大阪の街はまだ大勢の人が歩いていて、でもみんなどこへ行くのだろう。
突然、『傾城阿波の鳴門』のおつるちゃんの声が聞こえてきたのです。
そうしてまた次のホテルを探して歩いていると、突然、平忠度の辞世の心が私にもしみじみと実感されたのでした。

行き暮れて 木(こ)の下陰(したかげ)を 宿とせば
              花や今宵の 主(あるじ)ならまし  忠度

知っていたけれど、意味を全然分かっていなかった。その歌の心が突然分かったのです。
「長く生きていることで分かる」ということが、人生にはあるものですね・・・。
名歌の心を知るというのは、人生の醍醐味でございますね。

結局、あれは何軒目のホテルだったのだろう、ウォシュレットが壊れているような安ホテルに泊まることができたのですが、「宿の事前予約」という概念がなかったであろう昔の人々は、よくもまあ長途の旅に出たものであるよと思ったことでした。(漂泊の思いやまず?)

私「今夜一泊、部屋ありますか?」
フロント「ございます」
私「(おお、主よ!!)」
注:この場合、主は「しゅ」ではなく「あるじ」とお読みください。

2017年2月15日 (水)

いつもの

数年来、見たい見たいと思い続けていた須藤慎吾さんのイヤーゴ、仕事で見られませんでした・・・。
私は見たい舞台を見るために仕事をしているので、舞台が見られなくなるなら別の仕事を探そうと思っているところです。

いただいた年賀状にお返事も書けぬまま日々が過ぎていき・・・。

見たいオペラを見逃すと、もう二度と見る機会はないのだろうか・・・?
歌舞伎の場合、もう少しチャンスが広いように思いますが・・・。
そう言えば私は文楽の『ひらかな盛衰記』を一度も見たことがないような気がする・・・。
私が初めて文楽を見たのは平成4年のことです。
文楽って、なかなかチケット取れなかったのね。
私は前のほうの席でないと見ないので。

今度、大阪で小住太夫さんが素浄瑠璃で「逆櫓」を語るのですが、これも仕事で聞きに行けないんですよねえ。
東京ではやらないらしいです。

去年、早稲田大学の大隈講堂で吉右衛門さんの講演会がありましたが、その時に列記されていた吉右衛門さんの当たり役を、私は全部見ています。
それだけでも有り難いと思わないといけませんね・・・。

早く引っ越しもしたいんですよねえ。
蛇口から濁り水が出るんです。
生活できないレベル。
でも忙しすぎて引っ越しできなかったんです。
愚痴っぽくていけませんね。

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