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2018年5月17日 (木)

人事異動

4月1日付の人事異動で、別の部署へ移りました。
その前は国立劇場の編集企画室というところで4年間働いておりました。
国立劇場の主催公演のプログラムを編集する部署でした。
他に、国立劇場オリジナルグッズ作成などの仕事もありました。
自分で希望して配属された部署でした。
配属されたら絶対やりたいことがあったのです。
国立劇場の文楽公演のプログラムに出演者インタビューを導入したかった。
大阪のプログラムでは毎公演、出演者インタビューが掲載されているのに、東京のプログラムに掲載されないのが不思議でした。
でもやったら大変でした。技芸員が東京にいる期間はとても短く、そして東京にいる間に次回公演の配役がなかなか決まらない。
技芸員に取材できるインタビュアーもいない。
まあ何回か掲載できたので夢が叶いました。
それから文楽公演のプログラムにカラーページを導入したかった。さらに、詳しい作品解説を入れたかった。それも実現できました。

歌舞伎のプログラムは制約が多くて難しいですね。1人の出演者にだけ注目が集まるようなことはできませんし。文楽は基本的に毎回全員出演しますから、誰かが不満だったら「次はお願いします」って言えばいいんだもの。

でも好きな仕事でも、あんまり量が多いと嫌になっちゃいますよね。国立劇場開場50周年記念公演の時は本当に惨めな生活でした。もう退職しようかなと思いました。
それからやっぱり人間関係が煮詰まりますよね。全く仕事しない人とか、すごく威張ってる人と一緒に仕事をするのはとても嫌なことだもの。

嫌になってしまっても、「この仕事が永遠に続くわけでなし」と思えば耐えられる、ということはありますよね。これまでも2~3年に1度は異動がありましたから、もうすぐ異動かなと思うわけですからね。

でも、短期間で異動を繰り返すと、あまり専門的な仕事はできませんね。
私が編集の仕事をするのは2度目だったのですが、また編集の仕事をすると分かっていれば、もっと編集の専門的なことも勉強しておきたかったし、InDesignとかPhotoshopとか使えたらいいなと思いますが、使うんだか使わないんだか分からない技術の習得のために時間とお金を割けないですし、いざ編集に配属になったらそういうことを勉強する時間はなかった。新しい部署に配属されたらこれまでの全てがご破算になり、泥縄で必死に生きていく、という感じです。

歌舞伎、文楽など日本の伝統芸能は、平成時代は興行的にわりと成功していたのではないかと思います。でも、これから先は本当に厳しいですね。

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