« アクセス解析(地域別) | トップページ | 筆も及ばぬ »

2019年3月 5日 (火)

『天保水滸伝』バスツアー

『天保水滸伝』のゆかりの地を訪ねるバスツアーに参加してきました。
去年、「赤坂で浪曲」という会で2か月に1度、玉川太福さんが『天保水滸伝』をなさったのですが、公演のあいだに話の流れで急にバスツアーをやることになったのです。
バスツアー。
もう20年くらい前でしょうか、林家たい平さんと温泉に行くバスツアーに参加したことがあります。その時は、行きたいという友人がいたので2人で参加したのですが、今回は1人で参加してきました。「1人じゃ行けない」なんて言っていると、どこにも行けなくなってしまいます。(1人で参加している方も結構いました)
バス1台が満席、46人のツアーでした。

2019年3月3日(日)
8時30分 東京駅出発
・延命寺(繁蔵の墓、平手造酒の碑、勢力富五郎の碑)見学
・諏訪神社(繁蔵建立の野見宿禰碑など)見学
・天保水滸伝遺品館を見学
・割烹旅館・鯉屋で昼食
・旧十一屋にて「笹川の花会」公演(出演:玉川太福・玉川みね子)
・繁蔵最後の地の碑に立ち寄り
・イチゴ狩り体験
・鹿島神宮に参拝
19時頃 東京駅着

東庄町〔とうのしょうまち〕は、「天保水滸伝」「相撲」「イチゴ狩り」「澪つくし(NHK朝ドラ)」などで有名なようでした。観光ガイドのお爺さんたちが「天保水滸伝」の解説をしてくださいました。

遺品館は、浮世絵の複製が展示してあったり、本物と贋物が混ざっている様子でしたが、「十一屋の看板」「平手造酒愛用の槍」「繁蔵の合羽」など、興味深いものがありました。

そして眼目、『天保水滸伝』の「笹川の花会」を、実際に花会が行われた場所で聞くというのは、たいへん感動的な体験でした。(建物は新しくなっているそうですが)
太福さんは、私が初めて聞いた時(平成27年12月)よりも確実に上手くなっていますね。最後の「まず」の調子が低くて終わり方がちょっと尻すぼみな感じだなあといつも思いますけど・・・。例えば三代目の玉川勝太郎さんが「まず」って言うと、会場中が日本晴れといった雰囲気で満たされて、「日本一!」と声を掛けたくなるような華やかさがあったように思いますが、まあ芸風の違いですかねえ。

カメラを持っていくのを忘れてしまったのは痛恨事でした。

バスツアーだったのでバスに乗っている時間が長かったのですが、私のすぐ後ろの席の男性2人(どちらも60代半ば)が初対面ですっかり意気投合したらしく、ずっと演芸やら歌舞伎やら年金やらの話で盛り上がっていました。私はそんなに耳が良くないのですが、大きな声だったからみんな聞こえてしまいました。すごくマニアックな感じで、紙切りの林家正楽さんに自分が注文して切ってもらった作品をスマホの画像でお互いに見せ合ったりしていました。それも1作品じゃなくて、いくつも。「ゆく年くる年」と注文して切ってもらったというのがどんな作品だったのか私も気になったけれど、「見せてください」とは言えませんでした。「これは二楽さんので」とか、ずっと2人で盛り上がっていました。
片方の人が、「東京は見たいものが多すぎる」「チケット取りが大変」と言っていました。しょっちゅう落語とか歌舞伎を見に行っていて、何も見ない日(休館日と言っていた)は月に2日くらいだけだって。1日に何公演もハシゴすることもあって、家族はもう諦めているそうな。
「能狂言」「タカラヅカ」「小劇場」にもはまりかけたけれど、はまらないように注意したって言っていましたね。「そういうのは沼だから」「はまらないようにしないと」って。
沼ね、沼。東京にはいろんな沼がございます。東京だけね。選んでから、はまらないと。

私は今、いろんなジャンルの公演を月に15公演くらい見ていますかねえ。編集企画室で働いていた時は、そんなに見られませんでしたけどね。これから、もう少し減らそうかなと思っているのですが、好きな道なもので、なかなか減らないですね。

国立劇場に就職したら、ずっと芝居の話ばっかりしているのだろうと就職前には想像していたのですが、職員は意外と芝居を見ていないんですね。
何かこう、日本の伝統芸能のために自分が役に立っているという充実感がないんですよねえ。


« アクセス解析(地域別) | トップページ | 筆も及ばぬ »

つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« アクセス解析(地域別) | トップページ | 筆も及ばぬ »

2019年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ